私の紹介
私の名前は吉良奈美子(Kira Namiko)です。現在、Japon-sur-Saône・南ブルゴーニュ日仏協会のボランティアとして活躍しています。私の日常生活をこのブログを通してみなさんにブルゴーニュ地方を紹介していきたいと思います。フランスの文化、観光地、おすすめのお店、レストラン、フランス料理のレシピ、簡単なフランス語講座なども紹介します。どうぞ、気軽に読んでください。-
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Monthly Archives: 10月 2011
アルザスの伝統料理!!
今日はChoucroute(シュークルート)について紹介します! このお料理はフランスのAlsace(アルザス)地方の伝統的な料理です。 アルザスの場所はここ! ドイツの国境沿いにある地方です。 そのアルザスへ行ったら食べるべき料理がこのシュークルート! 名前も聞いたことがある人がいるかもしれません。 今日はアルザス出身のJoelleがそのシュークルートを作ってくれました〜!! まず、千切りされたキャベツを湯がきます。(これはもともと酸っぱい味付けにされているのを除くため) 横では薫製の豚肉も湯がいておきます。 次に、グローブを玉ねぎに刺したものとバターouマーガリンを鍋に入れます。 その後は湯がいて水で洗って絞ったキャベツをまず半分入れます。 その後、ソーセージと豚肉を残ったキャベツで挟みます。 アルザスの白ワインと水を入れて圧力鍋にかけます。 約15分後、じゃがいもも一緒に再び圧力鍋で15分ほど火にかけます。 そしてこのように盛りつければできあがり! アルザスの器とアルザスの白ワインで頂きました! お味はもちろんおいしかったです!!!^^ ソーセージやお肉は脂っこいものが多いので酸味のあるキャベツとちょうど合うと思いました☆ でも結構ボリューミー!!お腹いっぱいになりました。 この料理は基本的には冬にしか食べない料理らしく、確かに食べてたらからだがポカポカ熱くなってきます! ちょっと食べ過ぎたので明日の朝はジムに行こう!! 最近行き始めたジム! なかなか楽しく運動できます!^^ 運動不足と冬太り防止と体温確保のために通います!! 家からも近いし怠けず行くぞ!! では☆
ちーずほんでゅ♡
コンテ見学をした日のお昼に入ったレストランでが素敵だったので紹介します! レストランの名前はLes Logettesと言います。 壁にかかっていたのはraquette à neige(ラケット ア ネージュ)と言う、いわゆるかんじきです。 ラケットの形をしているので名前もそこから来たのだと思います。 ちなみに日本の伝統的なかんじきはこれです。 なんか意外とと簡単な作りでした。というかフランスの方が雪がいっぱい降るから発達しているのかな? 天井もタイルが貼ってあってかわいい♡ そしてそして!!下の写真のこれは何でしょーか?!(ってCélineに聞かれたのでみなさんにも^^) 答えは 牛さんの鈴でした〜!!なんか苦しそうだからもっと小さくてもいいんじゃないかと思うけど、どうなんだろうね?遠くにいても聞こえるように大きくないとだめなのかな? そしてこれは床暖房のベンチバージョンです!座ったらおしりが暖かいの♡ そして!このレストランの一押しはもちろんチーズを使った料理!! ということで2名から注文可能なFondue au fromage(チーズフォンデュ)を食べました! この料理は正式にはFondue savoyarde(フォンデュ サヴォワドゥ)と言って、 使うチーズは1/3がエタンメール、1/3がボーフォールチーズ、1/3がコンテで作られたチーズフォンデュです。 100%コンテを使うとjurassienneという名前になります。 チーズの国で食べる本場のチーズフォンデュはほんまにめちゃめちゃおいしかったです♡ 白ワインのアルコールがわりと効いていて、チーズとの相性最高! 食べ方なんですけど、パンを鍋の底でぐるぐるかき混ぜて食べます。 そうすることによって熱でパンが柔らかくなってチーズもよく絡んでよりおいしく食べられます! また鍋底のチーズが焦げるのも防げるという、一緒に食べてる人にも優しい食べ方です。 初めは知らなかったのでチーズを軽くつけるだけで食べてたんですがJoelleがその食べ方を教えてくれてからはおいしさ倍増!!! ただ結構重たいのでたくさんは食べれません。 みんなでわいわいちょっとずつ食べるパーティ向きの料理ですね! 食べてたらクリスマスにお母さんがチーズフォンデュしてくれたの思い出しました。 それから妹が好きなのも。 GuyとCélineはMont d’Or chaud(モン ドー ショ)という料理を食べていました。 … Continue reading
Comté(コンテ)チーズ見学〜☆
チーズのことを勉強し始めた私にJoelleとGuyがJura(ジュラ)というところにあるコンテチーズの熟成を見学できるツアーに申し込んでくれて今日連れて行ってくれました!一緒にCélineも^^ そのジュラ山脈のなかに、そのコンテを熟成している建物がありました。 まず、コンテチーズについて簡単に紹介しますね! コンテチーズはフランスのFranche-Comté(フランシュ・コンテ)地方のJura(ジュラ)山脈に広がる牧草地で作られたチーズのことをいいます。 生産地は、他にドゥー県、及びローヌ・アルプ地方のアン県の一部に亘るジュラ山脈一帯と限定されています。 そして、コンテの生産に認められている牛はモンベリアール種(95%)かフレンチ・シメンタール種(5%)のみという規定もあります。 また、添加物や保存料、着色料も一切含まれていません。 それらのような厳しい生産規定のもと認定されるのがAOP(原産地保護名称)という、生産地域を限定し、仕様書に定められた厳格な規定に準じた伝統的生産工程に則って牛の飼育、チーズ製造、及び熟成を行われたものだけに定められます。 約500種類以上ものチーズがある中でAOPが定められているチーズは40種類ほどです。 コンテはそのAOPの認定を受けているチーズの一つでもあります! では!さっそく中へ入ってみましょーう!!^^ さっそくコンテが熟成されている状態を見れました!!と同時に強烈な臭いに鼻がやられます。 この建物は1998年から使われていて、昔はフランスで一番強い軍隊が使用していた建物でした。 そしてこの建物の中には約75000のチーズが貯蔵されています。 貯蔵温度はずっと一定の7℃です。 貯蔵部屋は他にもいくつかあり、部屋によって湿度が違うのでチーズは部屋を変えて熟成されていきます。 そして、チーズを貯蔵するには放っておくだけではもちろんいけません。 初めのうちは週に3回、海塩を振りかけてブラシで表面をこすり、さらに裏返す作業を行います。 その作業をすることで、表面に硬い皮ができていきます。 昔は人がやっていたのですが今ではロボットが行っています。 裏返す作業はだんだん週に1回と少なくなっていきます。 この建物は貯蔵のみしか行っていないのですが、生産工程も一緒に見学することができました。 まず、1つのコンテを作るために必要な牛乳を測る作業から始まります。(その前に乳搾りからですが^^) 1つのコンテを作るために必要な牛乳の量は約500ℓです。そして平均の大きさである42kgのコンテチーズができます。 その後は大きな銅の鍋で牛乳を加熱して、天然の酵素(凝固剤)を加えてカードにし、さらに撹拌して54℃まで加熱します。 そして、布に包み、ホエーを覗いたものを下の写真のコンテ用の型に入れます。 その後は10時間かけて圧縮され、貯蔵庫で長い年月を過ごし、コンテチーズが出来上がります。 この貯蔵庫で保存されているコンテは最低1年以上熟成しているそうです。 それにしてもでっかいですね!! チーズ製造と同時にバターも作られています。 下の手前にある機械が昔使われていたバターの機械です。 バターは少し模様が書かれた可愛い型に流し込まれて作られていました。 そしてここは地下室の貯蔵庫です! 長さはなんと214m!!!ながーーーーい!!そして臭いもさらに強烈ーー!!! そして最後になぜかこの銅像の人と記念撮影。あっち向いてるけど。。。 そして最後にはみんな大好きな試食タイム☆ 私が欲張って3つ取ったんじゃなくて、それぞれ熟成期間の違うコンテです。 右から熟成の短い順に並んでいます。(ボールペンの跡は気にしないで) 色や香り、そしてもちろん味は全然違いました! 私が一番おいしいと思ったのは熟成1年の真ん中のコンテ。 … Continue reading