Abbaye de Cîteaux(シトー修道院)

その後、私たちが向かったのはAbbaye de Cîteaux(シトー修道院)です。


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シトーというのは、シトー会というカトリック教会に属する修道会です。この修道院は男子修道士のみがここで暮らしています。

今日では約35人の修道士が共同生活しているそうです。

私たちは20〜25人ほどのグループでガイドさんと一緒に見学しました。(約1時間15分)

この修道院の全体図はこのようになっているのですが、フランス革命のときに壊されたりして、今は建物が少ししか残っていません。

敷地内には、教会、病院、また修道士になるための学校もありました。

修道士たちはここの敷地内から外出することは許されず、完全に隔離された世界で暮らします。もちろん結婚もしません。

自給自足、一生を神に捧げ、農作業などの生活をここで送ります。

会話も必要最低限しか許されない生活です。

下の大きな建物は修道士たちが毎日の生活で書き上げた本を収納している図書館です。

中は今では展示室になっているのですが、当時書いていた本を見ることができます。

本を読むために必要な光がたくさん入るよう、窓は大きく作られています。

本はもちろん手書きなので1冊書き終えるのにおよそ2年6ヶ月かかるそうです。

また、修道士の毎日の生活スタイルは下の写真のとおりです。

  • 3:45     起床
  • 4:00    夜中のお祈り、読書、
  • 7:00    賛課、ミサ 
  • 9:30    お祈り、仕事
  • 12:30  昼のお祈り
  • 13:00  食事、読書
  • 14:30  仕事
  • 18:00  晩課、祈祷、食事、読書
  • 20:05  夜のお祈り
  • 20:30  就寝 

生活のほとんどがお祈りの時間ですね。

日本にも北海道の函館にトラピスチヌ修道院という女子修道院がありますね。ここはフランスから派遣された8人の修道女が作った修道院です。

昔、家族の北海道旅行でトラピスチヌ修道院に訪れた記憶があるのですが、今回改めて勉強できてよかったです。

Célineがガイドの説明をわかりやすく簡潔に説明し直してくれたおかげで、よく理解できました!!ありがとうCéline。。。

見学後はお土産のお店へ行きました。修道士たちがつくるジャムやケーキやクッキーなどのお菓子、本などが売られています。

きれいですね。

そして、今回この修道院に来た本当の目的は・・・

このチーズを買うためなんです!笑

このチーズはブルゴーニュ地方のもので、スーパーでは売っていない特別で有名なチーズです。

実はチーズの勉強を始めた私がブルゴーニュのチーズのリストを書いていたところ、

GuyとJoelleが私たちもこのチーズは食べたことないし、修道院見学も兼ねて行きましょう!と連れて行ってくださったのが今回の見学のきっかけです。

ほんとに優しいですGuyとJoelleは・・・いつもありがとうございます。

このチーズの特徴はウォッシュタイプの牛乳から作られたチーズです。

まだ食べていませんが楽しみです〜!!^^

この修道院の様子とチーズのことが放送されたニュース(動画)があったのでフランス語ですが見てみてください!

abbaye-citeaux-reputee-pour-45o9h_2eyxv_.html

チーズを買えたあとは、「家が近いからどうぞ」と招待してくれたCélineのお家へおじゃましました!

Célineのお家のお庭には大きな鯉がいました!最初は10cmぐらいだったけどもうこんなに大きくなったそうです!

Célineによると冬になると鯉は池の底で冬眠生活に入るそうです。餌も全く食べないそうです。

フランスに来て鯉の習性を学びました。笑

だけどフランスに来て、日本のことを学ぶことはとっても多いです。

比較することで、改めて日本の文化や習慣を知ることができるし、毎日勉強になることばっかりです!!

他にも日本風の造園があったりと、日本風のお庭が見れて、やっぱり落ち着くなぁと思ってしまいました。水の流れる小さな音が本当に穏やかな気持ちにさせてくれます。

そしてこんな大きな木の下で休憩しました!

 

よくご飯は外で食べるみたいです。

フランス人は本当に外で食事をすることが好きなんですね!

Célineのお母さんが焼いてくれた手作りのりんごタルトをいただきました!

隣の家で飼ってる馬を見たり、最近この木の中に住み着いている黒ネコを見たりしながら、お話しして休憩させてもらいました!

フランス人は本当にお話が大好きです!^^

私ももっと話を理解できるように勉強しよう!!

Guy、Joelle、Céline、1日ありがとうございました!

 

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小さな村へ・・・

先週末に、Verdun-sur-le-Doubs(ヴェルダン=シュル=ル=ドュ)という小さな村へ行きました。


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この村はChalonとBeaune(ボーヌ)から約20kmのところにある村で、1200人の人が暮らしています。

以前にこの村の観光案内所でCélineが働いていたとのことでCélineが案内してくれました。

この村にはChalonに繋がるSaône川とDoubs川との合流点があります。

村の小さなへ案内してもらいました。

橋を渡るとすぐに古い家があって、現在は誰も住んでいないのですが

それから下の実はmarronと言うんですがこれは食べられない栗です。

Châtaigneとの違い、わかりますかね??><

また、この村にはle pêcheur(釣り人)がたくさんいるそうです。

川魚ですね〜!川を少し覗いてみたんですがたくさんいました!!

その後の昼食はこの村にある、このレストランでいただきました!

お店の中はこーんなに可愛いの♡昔の農場で使っていた器具が飾ってあったり、もちろんワインの道具も飾ってありました!^^

また、お店に入るとすぐ、ワインサーバーがあったんですね〜!

そして私が頼んだのはせっかくなので川魚を使ったお料理!

白身魚のフィレのクリームソース”と自動的にサイドにはポテトも。

明らかにフランスサイズなんですが、最近やっとこの量を見ても驚かなくなりました。

でもやっぱり食べきることはできません。

そして隣ではGuyとCélineがgrenouille(カエル)を食べていました。

カエルの足の部分を食べるんですが、小さな骨があるので手で食べるのが食べ方みたいです。

味は知りませんが、鶏肉に似てるらしいです・・・

午後はAbbaye de Cîteaux(シトー修道院)へ行きました。

その内容は次の記事で☆

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久々のレシピ紹介〜☆☆

今日はGuyに今が旬の洋梨を使ったデザートの作り方を教えてもらいました!!

レシピの名前は“poire belle Hélène”(ポワ ベル ヘレン)

Hélèneさんという人の名前に由来したレシピで、

poireは”洋梨” belleは”美しい”という意味です。

では早速材料から、、、

  • 洋梨(人数分)
  • 砂糖(100g)
  • レモン汁 少し
  • 板チョコ1枚(お好みでビター)
  • 生クリーム(200ml)
  • バニラアイスクリーム

①まず、洋梨の皮をむきます。酸化防止にレモン汁と少しの砂糖をまぶしておきます。

②沸騰したお湯に、100gの砂糖を入れてコトコト中火で茹でます。茹で上がりの目安は柔らかすぎすナイフがスッと通るくらい。

③取り出してあら熱をとっておきます。

④その間に板チョコを溶かします。チョコが溶けて来たら生クリームを入れて滑らかなチョコレートになるようにします。

⑤最後に冷凍庫で冷やしておいた器に洋梨とバニラアイスを添えて最後にアツアツのチョコレートをかけて

⑥出来上がりです!!!

めっちゃおいしかった♡

カロリーめっちゃ高そうやけどね。。。

なのでお好みでチョコレートとアイスの量は調節してくださいね!

難しくないので誰でも作れると思います^^

ではÀ bientôt!

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