アルザス旅行、その1(リクヴィール)

週末にJoelleとGuyにアルザス地方に連れて行ってもらいました!

アルザスの場所、覚えてますかー??!!

ここですよ〜!

東はドイツ、南はスイスが国境の地方ですね!

まず訪れたのはRiquewihr(リクヴィール)という街です。


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この街はフランスの美しい村にも登録されていて城壁に囲まれた小さな街で、歴史的な建造物が見られます。

初めて聞く街でしたが、フランスでは有数の観光地で、街はアルザス地方独特のカラフルな木組みの家が並んでいます!

まるでおもちゃの国にいるみたい!!

こんな派手な色も景色に馴染んじゃうからすごい!

ここは時計台の前の広場です。

手前はカフェ、奥のベージュの建物は1年中クリスマスグッズが買えるお店です!

HPです!よかったどうぞ^^ http://www.bestofchristmas.com/fr/home/

お店の中がディズニーランドのアトラクションみたいにミニュチユアの街みたいになっていてめちゃめちゃ可愛かったんですけど撮影禁止だったので惜しくも撮れずでした・・・残念。

そして城壁の外にはアルザスワインのぶどう畑が広がっています!

アルザスのワインの木はブルゴーニュのぶどうの木に比べて背が高く

ワインのボトルの形もすらっと細いのが特徴です。

白ワインが多く、辛口でさっぱりしています。

それにしても、アルザスは既に寒かったです。フランスでも東北にあるため、10月なのに午後でも気温は平均5〜6℃、朝晩は氷点下になります!ひー!!1月とか何℃なんでしょうか・・・

街の中で1枚☆観光客でいっぱいでしたが夏はもっと多いみたいです。

そして、街を歩いているといいにおいがするんですが!^^

アルザス地方のお菓子といえばクグロフで〜す!

看板もクグロフの型!かわいい!!

型もカラフルで可愛い!!うーん全部欲しい!!笑(でも1つも買ってません。)

クグロフとは、上にアーモンドと中にレーズンを入れて最後に粉砂糖をまぶしたブリオッシュ風のお菓子です。他にもクグロフはドイツ、オーストリア、スイスでも食べられています。

そして、アルザス地方のシンボルといえば、コウノトリ

街にはお店の前など色んなところにコウノトリがいます。

そう、彼の頭の上にも。

見つけてしまいました。ついでにお店の人にもどうぞどうぞと勧められたし、関西人としてノリが悪いなと思ってしっかりかぶってきました。笑

かぶり物はやっぱかぶらないと・・・ね?笑

コウノトリ(もしくはシュバシコウ)はフランス語でCigogne(シゴーニュ)と言います。

そのコウノトリは赤ちゃんを運んでくるという言い伝えがあるようで幸福のシンボルとしてみんなから大切にされてきています。

コウノトリはフランスで最も多く生存している地方ですが現在は世界的にも絶滅の危機にある鳥です。

コウノトリが見える場所へ連れて行ってくれたのですが、渡り鳥のため冬になるとアフリカへ行くので見ることはできませんでした。

代わりにコウノトリのキーホルダーを買いました。幸福のお守りに^^

少し暗くなるとまた街の雰囲気が変わって素敵ですね!^^

そして、もうひとつ有名なのがフランスの絵本作家、Hansiという人によって描かれたアルザス地方の伝統衣装や人々の生活が表現された絵です。その専門店がこの街にあります。

こんな絵です→ http://hansi.chez.com/

私はこの絵が大好きです♡

ではでは、次はアルザス地方の中心都市、ストラスブール

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半年を迎えて

今日でフランスに来て半年が経ちます!

毎日充実してたのでほんまに早かったです!

しかも!今日はちょうど去年フランスに友達のまいちゃんと旅行して

10月21日にブルゴーニュに来た日なんです!

なんか偶然だけど10月21日に何か感じます!

知り合いの仲良くしてくださる美容師の方の誕生日でもあるし

仲良しのゆきちゃんのお母さんの誕生日でもあるみたいで!!!

今日はすごい日のような気がします。

半年経って感じることは、

本当に来てよかった!ということ。

来る前は本当に悩みましたが、両親や周りの人、そして受け入れてくれる環境を作ってくれたニコラやニコラのご両親、色んな人たちのおかげで今ここで暮らすことができていると思っています。

ありがとうございます。

私がここに来てできることは日本とフランスの交流の架け橋となること。

私の一番の目標はなかなか遠いフランスに来れなくても

少しでも違う生活があってそれを感じてもらえるように私自身が色々体験してそれを伝えることです。

私はここに来て生活するなかで、日本とフランスのお互いのいいところをとても感じます。

例えば、日本人の謙虚で相手を思いやる気持ちは本当に素晴らしいところだと思うし

フランス人の自分の意見をしっかり持っていて言えること、陽気で明るくて急がず時間をゆっくり過ごすところもすごく素敵だと思います。

お肉中心の食生活でも日本人と平均寿命があまり変わらないのはストレスをあまり感じないような生活を送っているからじゃないかなと思います。笑

また憧れのフランスと言うだけあって、歴史的な建造物は圧倒されるように素晴らしいものばかりだし、ファッションに関してはやはり世界一だと思います。

お家の中の可愛いデコレーションにも本当に乙女心(?)をくすぐられます。

なによりフランス料理は本当においしいし、食事をゆっくり時間をかけてお話しながら楽しむことも素敵だなと思います。ワインもチーズもフランスパンもデザートも本当においしい!

あと、日曜日は家族や親戚のための時間ということもすごく素敵だと思います。日本は日曜日でも働く人はたくさんいるし、友達と遊びに出かけたり家族以外の予定を入れることが多いですが、フランスでは日曜日はみんな休みで逆に遊びに出かけるところがないということもありますが家族と過ごせる時間が自然にできることも素晴らしいと思います。

長いバカンスも家族と過ごせたり自分のしたいことができる時間なのでプライベートも充実させることができます。

その一方でよく働く日本人だからこそ、経済や技術の発展があるのだと思うし、

車やテレビ、カメラ、ゲームなどの技術は細かいことが得意な日本人だから発展があって小さな国だけど世界で支持される理由なんだと思います。

日曜日でもお店はやっていて自動販売機でいつでも飲み物が買えるような便利な国は他には本当にないと思うし、トイレなどの清潔さはすごいと思います。

また、アニメについてはこんなにも浸透しているとは思ってもいませんでした!みんな私たちと同じように子どもの頃にはテレビ日本のアニメを見て来た人が多いし、同世代の人たちもゲームボーイ、64、プレイステーションなどでも遊んでいたことにも驚きました。

フランス人も日本人のヲタクを呼ばれる人に負けていない程、マンガやアニメに対する情熱はすごいです!日本のドラマも見ている人が多くて芸能人の名前もみんなよく知ってるんです。

 

日本で当たり前だったことがフランスでは当たり前ではないし驚くこともたくさんありますが、

それもまた私にとって刺激になって色んなものの見方をすることができて興味深いです。

まだまだこのブログを読んでくださっている人に、色んなことを届けたいと思うので今後もよろしくお願いします。

吉良奈美子(2011, 10, 21)

 

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マスタード博物館に行ってきました!

今日はBeaune(ボーヌ)という街へLa Moutarderie FALLOT(マスタードの博物館)に行ってきました!

ボーヌは覚えていますか?

何度かブログでも紹介しているワインが有名でChalonとDijonの間にある一年中観光客が多い街です。


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ちなみにマスタードはフランス語でLa Moutarde(ムタード)って言います^^

訪れたのはFallot(ファロー社)のマスタード博物館です。

見学時間は

3月中旬〜11月中旬までは月曜〜土曜までの毎日10:00〜と11:30〜

6〜8月までは月曜〜土曜までの毎日15:30〜と17:00〜

11月の第4土曜〜3月中旬までの期間はお休みです。

見学には予約が必要なので下のHPから予約ができます。(全てガイド付き)

http://www.fallot.com/fr/reserver-parcours-decouvertes.php#

またボーヌの観光案内所でも予約が可能です。

見学時間は約1時間半〜2時間程度で、見学料は10€です。

見学者はオフシーズンに入りつつありますが約20人ぐらいいました!

 

まずはマスタードの歴史から☆

このあたりでつくられるディジョンマスタードはフランスの約80%の生産地となっています。

マスタードの起源は中国だそうですが、13世紀にフランスのディジョンで作られたことをきっかけにブルゴーニュ地方の土地がマスタードの製造に適していたこと、

また酸味としてブドウの果汁を使用したこと、

そして機械化への発展からディジョンマスタードは低価格での製造が可能となって

世界的に有名なマスタードの産地となりました。

中国では辛いマスタードは作ることができなかったそうですが現在では辛いマスタードが開発されたことも発展の理由の一つでもありました。

そのマスタードはカナダをはじめ、アメリカ、ドイツ、日本にも輸出されています。

そして今回訪れたFALLOT社のマスタードですが、

この辺りでは一番古い1980年の創業でそれ以来ずっと伝統的な石臼製法で種を挽いていることが特徴です。

石臼を使用することにより鉄鋼による機械製造に比べて熱がないため風味が保たれます

ということで見学中には自分でマスタード作りを体験することができました!

必要なのはマスタードの種と少しの塩、ビネガーです。

見学中はガイドさんがフランス語と英語を交互に話してくれます。

英語の方がわからなくなってた私にこっそり感動しながらフランス語で頑張って聞きました!笑

見学はビデオを見たり、製造に使う器具が飾ってあったり(すいません人いっぱいで写真撮るのすっかり忘れていました><)

そして最後にはマスタードの試食もできました〜♡えへ!

粒マスタード、黄色いペースト状のスタンダードのマスタード、カシスマスタード、緑のマスタードはエストラゴンというヨモギの一種を練り込んだマスタードです。

ただ辛いだけでなくクリーミーなまろやかさがあって、おいしかったです!!^^

最後にはもちろん、お土産も買えますよ♬

このマスタード、エールフランスのファーストクラスで使用されていたり、

ボール・ボキューズといったミシュランの3つ星を持つ有名なシェフも使用しているほど質の高いマスタードです。

それは他のマスタードは機械製造や長期間保存のために色々な添加物を使用しているのですが

ここのファロー社のマスタードは添加物を使用していないのも一流シェフたちに支持される理由なんですね!

1903年にはパリ国際食品展ではゴールドメダルも獲得しているそうです!

ファロー社のマスタード博物館のHPは下からどうぞ☆

可愛い瓶に入ったきれいな色のマスタードが見れますよ♬

http://www.fallot.com/fr/index.php

それでは!

 

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