ちーずほんでゅ♡

コンテ見学をした日のお昼に入ったレストランでが素敵だったので紹介します!

レストランの名前はLes Logettesと言います。

壁にかかっていたのはraquette à neige(ラケット ア ネージュ)と言う、いわゆるかんじきです。

ラケットの形をしているので名前もそこから来たのだと思います。

ちなみに日本の伝統的なかんじきはこれです。

なんか意外とと簡単な作りでした。というかフランスの方が雪がいっぱい降るから発達しているのかな?

天井もタイルが貼ってあってかわいい♡

そしてそして!!下の写真のこれは何でしょーか?!(ってCélineに聞かれたのでみなさんにも^^)

答えは

牛さんの鈴でした〜!!なんか苦しそうだからもっと小さくてもいいんじゃないかと思うけど、どうなんだろうね?遠くにいても聞こえるように大きくないとだめなのかな?

そしてこれは床暖房のベンチバージョンです!座ったらおしりが暖かいの♡

そして!このレストランの一押しはもちろんチーズを使った料理!!

ということで2名から注文可能なFondue au fromage(チーズフォンデュ)を食べました!

この料理は正式にはFondue savoyarde(フォンデュ サヴォワドゥ)と言って、

使うチーズは1/3がエタンメール、1/3がボーフォールチーズ、1/3がコンテで作られたチーズフォンデュです。

100%コンテを使うとjurassienneという名前になります。

チーズの国で食べる本場のチーズフォンデュはほんまにめちゃめちゃおいしかったです♡

白ワインのアルコールがわりと効いていて、チーズとの相性最高!

食べ方なんですけど、パンを鍋の底でぐるぐるかき混ぜて食べます。

そうすることによって熱でパンが柔らかくなってチーズもよく絡んでよりおいしく食べられます!

また鍋底のチーズが焦げるのも防げるという、一緒に食べてる人にも優しい食べ方です。

初めは知らなかったのでチーズを軽くつけるだけで食べてたんですがJoelleがその食べ方を教えてくれてからはおいしさ倍増!!!

ただ結構重たいのでたくさんは食べれません。

みんなでわいわいちょっとずつ食べるパーティ向きの料理ですね!

食べてたらクリスマスにお母さんがチーズフォンデュしてくれたの思い出しました。

それから妹が好きなのも。

GuyとCélineはMont d’Or chaud(モン ドー ショ)という料理を食べていました。

この料理もここFranche-Comté地方の冬の料理で、Mont d’orというチーズにJuraの白ワインを入れて熱くして、じゃがいもの上にかけて食べます

一緒にソーセージなども。

ちょっと食べさせてもらったんですがこれもおいしい!!

フランスはチーズの国なんだと今日、改めて実感しました。

もっと詳しくなるために勉強しよーっと!!

では!^^

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Comté(コンテ)チーズ見学〜☆

チーズのことを勉強し始めた私にJoelleとGuyがJura(ジュラ)というところにあるコンテチーズの熟成を見学できるツアーに申し込んでくれて今日連れて行ってくれました!一緒にCélineも^^

そのジュラ山脈のなかに、そのコンテを熟成している建物がありました。

まず、コンテチーズについて簡単に紹介しますね!

コンテチーズはフランスのFranche-Comté(フランシュ・コンテ)地方のJura(ジュラ)山脈に広がる牧草地で作られたチーズのことをいいます。

生産地は、他にドゥー県、及びローヌ・アルプ地方のアン県の一部に亘るジュラ山脈一帯と限定されています。

そして、コンテの生産に認められている牛はモンベリアール種(95%)フレンチ・シメンタール種(5%)のみという規定もあります。

また、添加物や保存料、着色料も一切含まれていません。

それらのような厳しい生産規定のもと認定されるのがAOP(原産地保護名称)という、生産地域を限定し、仕様書に定められた厳格な規定に準じた伝統的生産工程に則って牛の飼育、チーズ製造、及び熟成を行われたものだけに定められます。

約500種類以上ものチーズがある中でAOPが定められているチーズは40種類ほどです。

コンテはそのAOPの認定を受けているチーズの一つでもあります!

では!さっそく中へ入ってみましょーう!!^^

さっそくコンテが熟成されている状態を見れました!!と同時に強烈な臭いに鼻がやられます。

この建物は1998年から使われていて、昔はフランスで一番強い軍隊が使用していた建物でした。

そしてこの建物の中には約75000のチーズが貯蔵されています。

貯蔵温度はずっと一定の7℃です。

貯蔵部屋は他にもいくつかあり、部屋によって湿度が違うのでチーズは部屋を変えて熟成されていきます。

そして、チーズを貯蔵するには放っておくだけではもちろんいけません。

初めのうちは週に3回、海塩を振りかけてブラシで表面をこすり、さらに裏返す作業を行います。

その作業をすることで、表面に硬い皮ができていきます。

昔は人がやっていたのですが今ではロボットが行っています。

裏返す作業はだんだん週に1回と少なくなっていきます。

この建物は貯蔵のみしか行っていないのですが、生産工程も一緒に見学することができました。

まず、1つのコンテを作るために必要な牛乳を測る作業から始まります。(その前に乳搾りからですが^^)

1つのコンテを作るために必要な牛乳の量は約500ℓです。そして平均の大きさである42kgのコンテチーズができます。

その後は大きな銅の鍋で牛乳を加熱して、天然の酵素(凝固剤)を加えてカードにし、さらに撹拌して54℃まで加熱します。

そして、布に包み、ホエーを覗いたものを下の写真のコンテ用の型に入れます。

その後は10時間かけて圧縮され、貯蔵庫で長い年月を過ごし、コンテチーズが出来上がります。

この貯蔵庫で保存されているコンテは最低1年以上熟成しているそうです。

それにしてもでっかいですね!!

チーズ製造と同時にバターも作られています。

下の手前にある機械が昔使われていたバターの機械です。

バターは少し模様が書かれた可愛い型に流し込まれて作られていました。

そしてここは地下室の貯蔵庫です!

長さはなんと214m!!!ながーーーーい!!そして臭いもさらに強烈ーー!!!

そして最後になぜかこの銅像の人と記念撮影。あっち向いてるけど。。。

そして最後にはみんな大好きな試食タイム☆

私が欲張って3つ取ったんじゃなくて、それぞれ熟成期間の違うコンテです。

右から熟成の短い順に並んでいます。(ボールペンの跡は気にしないで)

色や香り、そしてもちろん味は全然違いました!

私が一番おいしいと思ったのは熟成1年の真ん中のコンテ。

でもフランス人の一番はやっぱり熟成が一番長い20ヶ月のコンテでした。

なぜなら一番早くお皿からなくなったから。笑

コンテは熟成するにつれて味の変わるという特徴を持ったチーズです。

熟成期間が長くなるにつれてボソボソとした食感に変わります。

水分が少ないため長期間の保存に適しています

コンテが世界的に有名になったのも長期間の保存ができるため輸出しやすいという点からも言えます。

コンテは標高1500mもあるジュラ山脈の山の上でつくられた山のチーズです。

そして厳しい寒さを乗り越えるために大きなサイズのチーズを作りみんなで食べていたのです。

他のチーズに比べて塩分は100gあたり1%であるため、からだにもいいチーズです。

栄養価もとてもよくて、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどがバランスよく含まれています。

子どもの骨作り、骨粗鬆症予防にいい食べ物ですね。

帰りに近くにある可愛いチーズ屋さんでコンテチーズを買ってもらいました!

チーズを切ってるおっちゃんを撮ったら、”今日は髪の毛セットしてないけど?”とフランス人っぽい言葉を受けました。いいですよ、おっちゃん^^

コンテチーズはクセがあまりないので、そのままお酒のおつまみにしてもよし!

お料理に使ってもよし!の食べ方が色々アレンジできるチーズです☆

最後に今日行ったところのHPです。

http://www.fort-des-rousses.com/htfr/0004.htm

そして、可愛い動画もあったのでどうぞ!^^

 

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フランス大統領選挙に向けて

最近、ニュースで来年2012年の4月に行われる大統領選挙に向けての選挙活動の様子を見ます。

フランスでは今この話題で盛り上がっています。

そこでまずフランスの政治制度について少しお話したいと思います。

フランスの政治体制は「第五共和制」と言って、大統領の権限が大きく強化された制度のことを意味します。

大統領は国民からの直接選挙によって選ばれ、現在の任期は5年です。

さらに特徴を挙げると、大統領は、首相の任命権、国民議会(下院)の解散権、法案などを国民投票に直接かける権利、非常事態での行使などを持っています。

そして、大統領から任命される首相(現在はFrançois Fillonフランソワ・フィヨン)大統領にも議会にも責任を負っています。

そのようなことから、フランスの大統領制は「半大統領制」とも言われ、「議会内閣制」と「大統領制」を組み合わせたものと言えます。

また、議会ですが日本と同じ二院制(両院制)をとっていて、上院(元老院)下院(国民議会)に分かれています。

それぞれの所在地は異なり、二院ともパリにあり元老院はリュクサンブール宮殿国民議会はブルボン宮殿を使用しています。

元老院は間接選挙、国民議会は直接選挙で選ばれます。

優先権は国民議会にあり定員数も577名と元老院の343名よりも多い議員で構成されています。

そして、フランスの主要政党ですが、

国民運動連合(保守・右派)(略称UMP):両院の過半数を占める大きな政党です。また、シラク前大統領、現在のニコラ・サルコジ大統領の与党です。

社会党(中道左派・社会民主主義)(略称PS):国民運動連合に対する二大政党の1つです。

③フランス民主連合(中道・若干右寄り)(略称UDF)

④フランス共産党(左派)(略称PCFなどが挙げられます。

そして最終的な大統領の選び方ですが、第1回投票(来年4月)での得票数上位2人を対象に、決選投票(5月)を行います。これによって、過半数の支持を得た大統領を選ぶ仕組みになっています。

ちょっと、複雑ですね・・・

一言では言い表せないのが政治ですね、やっぱりどこの国も難しい。

そして、今週末の日曜には社会党の選挙が行われます。

この選挙で来年の大統領の党首(現在Martine AUBRY マルティーヌ・オブリー)が選ばれます。

その候補者6人を紹介したいと思います。

エントリーナンバー①

Arnaud MONTEBOURG(アーノルド・モンテブール)

48歳、2008年まで彼はここChalon-sur-Saôneがある、Saône et Loire県の市長でした!

エントリーナンバー②

François HOLLANDE(フランソワ・オランド)

57歳、1997〜2008年まで前フランス社会党の第一書記(党首)でした。また2001〜2008年までTulleの市長でした。

エントリナンバー③

Martine AUBRY(マルティーヌ・オブリー)

61歳、2008年〜現在までの社会党党首です。2001年〜はLilleの市長でもあります。

エントリナンバー④

Manuel VALLS(マヌエル・ヴァル)

49歳スペイン国籍をもつ彼も同じくフランスの政治家。Évryの市長でもあります。

エントリーナンバー⑤

Ségolène ROYAL(セゴレーヌ・ロワイヤル)

58歳、セネガルに生まれますがフランスの政治家。2007年度シラク大統領任期満了に伴うフランス大統領選挙で史上初の女性大統領を目指したのですが、第一次選挙ではニコラ・サルコジに次ぐ2位を獲得したのですが惜しくも落選してしまい、また前回の社会党党首選挙にもMartine AUBRYに敗れてしまいます。また、彼女は前記のFrançois HOLLANDEの妻(正式ではない)でもありました。

エントリーナンバー⑥

Jean-Michel BAYELET

64歳、Tarn-et-Garonne県の市長でもあります。

以上の6人が候補者です。

私が調べた最大限の情報なので不足している部分も多々あると思うのですが、

間違いがあればご指摘お願いします。

もともと政治は得意ではないので・・・><

ただ、調べたら私も誰になるのか気になってきました!^^

投票はできないけど。。。

では、結果はまた後日お知らせしたいと思います!

 

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