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社会党予備選挙の公認候補が決定!

先日紹介した、社会党(PS)の予備選挙が先週9日に行われて、 6人の立候補者とも投票率を50%以上獲得しなかったため、 上位2者の再選挙が16日の今日、行われました。 9日の第1回投票で1位を獲得したのはFrançois HOLLANDE(フランソワ・オランド)で38.9%、 2位はMartine AUBRY(マルチーヌ・オブリ)で30.6%でした。 オランド氏は社会党の前々書記長で、オブリ氏は前書記長でした。 そして、その本日の投票の結果ですが、 めでたく来春のフランスの大統領選挙の公認候補となったのはオランド氏でした! オランド氏は56.4%を獲得、オブリ氏は43.6%獲得しました。 彼は次期フランス大統領の有力候補者とも言われています。 フランス語ですが写真があるのでクリックしてみてください☆ http://www.lepoint.fr/politique/election-presidentielle-2012/primaire-PS/en-direct-le-triomphe-de-francois-hollande-16-10-2011-1385264_325.php

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フランス大統領選挙に向けて

最近、ニュースで来年2012年の4月に行われる大統領選挙に向けての選挙活動の様子を見ます。 フランスでは今この話題で盛り上がっています。 そこでまずフランスの政治制度について少しお話したいと思います。 フランスの政治体制は「第五共和制」と言って、大統領の権限が大きく強化された制度のことを意味します。 大統領は国民からの直接選挙によって選ばれ、現在の任期は5年です。 さらに特徴を挙げると、大統領は、首相の任命権、国民議会(下院)の解散権、法案などを国民投票に直接かける権利、非常事態での行使などを持っています。 そして、大統領から任命される首相(現在はFrançois Fillonフランソワ・フィヨン)は大統領にも議会にも責任を負っています。 そのようなことから、フランスの大統領制は「半大統領制」とも言われ、「議会内閣制」と「大統領制」を組み合わせたものと言えます。 また、議会ですが日本と同じ二院制(両院制)をとっていて、上院(元老院)と下院(国民議会)に分かれています。 それぞれの所在地は異なり、二院ともパリにあり元老院はリュクサンブール宮殿、国民議会はブルボン宮殿を使用しています。 元老院は間接選挙、国民議会は直接選挙で選ばれます。 優先権は国民議会にあり定員数も577名と元老院の343名よりも多い議員で構成されています。 そして、フランスの主要政党ですが、 ①国民運動連合(保守・右派)(略称UMP):両院の過半数を占める大きな政党です。また、シラク前大統領、現在のニコラ・サルコジ大統領の与党です。 ②社会党(中道左派・社会民主主義)(略称PS):国民運動連合に対する二大政党の1つです。 ③フランス民主連合(中道・若干右寄り)(略称UDF) ④フランス共産党(左派)(略称PCFなどが挙げられます。 そして最終的な大統領の選び方ですが、第1回投票(来年4月)での得票数上位2人を対象に、決選投票(5月)を行います。これによって、過半数の支持を得た大統領を選ぶ仕組みになっています。 ちょっと、複雑ですね・・・ 一言では言い表せないのが政治ですね、やっぱりどこの国も難しい。 そして、今週末の日曜には社会党の選挙が行われます。 この選挙で来年の大統領の党首(現在Martine AUBRY マルティーヌ・オブリー)が選ばれます。 その候補者6人を紹介したいと思います。 エントリーナンバー① Arnaud MONTEBOURG(アーノルド・モンテブール) 48歳、2008年まで彼はここChalon-sur-Saôneがある、Saône et Loire県の市長でした! エントリーナンバー② François HOLLANDE(フランソワ・オランド) 57歳、1997〜2008年まで前フランス社会党の第一書記(党首)でした。また2001〜2008年までTulleの市長でした。 エントリナンバー③ Martine AUBRY(マルティーヌ・オブリー) 61歳、2008年〜現在までの社会党党首です。2001年〜はLilleの市長でもあります。 … Continue reading

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