Category Archives: Bourgogne

フォントネー修道院

今日は修道院つながりでAbbaye de Fontenay(フォントネー修道院)を紹介したいと思います! 場所はDijon駅からMontbard(モンバール)駅まで急行で約45分のところにあります。 大きな地図で見る この修道院は去年の10月に、友達のまいちゃんと旅行に来たときにJoelleとGuyに案内してもらっていました。 このときちょうどSNCFがストライキを起こしていて、予約していた電車がなくなり、ちゃんと会えるのか不安だったけど何とか無事に会えた直後に行ったところです。 去年の10月21日に行ってたのでもう約1年前ですね! あのときまたここに来れるなんて思ってもなかったけど今フランスに住んでることがなんかまだ嘘みたいに思うときがあります。 しかも1年も住めるなんてありがたいことですね。 私にこのような機会をくれたみんなに感謝です。 ありがとうございます。 さてさて、フォントネー修道院について紹介の続きをしたいと思います! これは外観。 この修道院はフランスで最も古いシトー修道会の建物です。フォントネーというのはここの地名から来ています。 中に入ると大きなお庭と建物がたくさん見られます。 建物はロマネスク様式の教会堂と初期ゴシック様式で建てられています。 下の写真は去年の写真!(全部去年の写真なんですがね) 2週間後にはこんな服装になってるなんて想像できない! 3日ぐらい前まで半袖でもOKやったのに。。。ここ2〜3日でこのあたりも日中は22℃前後で秋に入りました。日が暮れるのも真夏の22時からすると最近は20時には暗くなっています。 ちなみに明日の最高気温は15℃だそう!(今見た!) 日に日に気温が下がっていきます。私の足先の体温も下がってきます。 そろそろ冬に備えて購入したUGGブーツの出番が来ました! フランスの冬はこのブーツで乗り切る予定です! すいません!また話が逸れました!! この修道院は1118年にサン・ベルナールという人によって造られてシトー派の修道士の生活の場となったのです。 中に入ると大きなロマネスク様式の教会堂があります。 小さく写っているのはGuyかな?笑 祈りに集中するために装飾は一切ありません。 でもこの大きさ、天井の高さ、そして白い石材の雰囲気に圧倒されます。 下の部屋は修道士たちの共同寝室です。 修道士たちは寒い冬でも暖房のないこの部屋で藁のマットレスだけで冬を乗り越えてきたそうです。すごいですね。考えられません。 そしてこの修道院で教会堂の次に最も見どころな場所は、下の写真の回廊です。 光の差し込む雰囲気がとてもキレイですね。12世紀ごろには修道士たちはこの回廊で歩きながら瞑想にふけったりしていたそうです。 その回廊の前でまいちゃんと!^^ この修道院はフランス革命時まで使われていましたが、その時に売却され、製紙工場となったそうです。 現在は外観が復元され見学できるようになっています。 また1981年にはユネスコ世界遺産にも登録されている修道院です。 修道院関係って私もほとんど知識がなかったんですが だんだんわかってきました!^^ … Continue reading

Posted in Bourgogne, Dijon | Tagged , , , | Leave a comment

ヴェルニサージュへ行ってきました!

今日は、今週の金曜日にJapon-sur-Saôneと共同で行われる絵画展のヴェルにザージュに招待していただいてJoelleとGuyと3人で行ってきました。 場所はCluny(クリュニー)という街で、Chalonから南へ下ったところにあります。 ちょうど展覧会の前には有名なAbbaye de Cluny(クリュニー修道院)があります。 6月の旅行で訪れたのですがとても大きくて立派な修道院です。 大きな地図で見る 展覧会はその修道院の前のこちらの建物の1階で行われます。 室内にはCalligraphie(カリグラフィー)を中心とした絵画が飾られていました。 Calligraphieとは文字を美しく書く技術のことをいいます。 また、日本や中国の書道のことも意味します。 こちらのは左から紀元前に使われていたMの文字が右上に向かって現在のMの文字の書き方の変化を表現したものです。 これは私が2番目に好きだった絵です。 そしてこちらは1番最初に目に止まった絵です。 だってチーズの形をしているから♡笑 ただ、これはただチーズの形をしているわけではなく、これも文字を表しているんです。 下の2つの板はそれぞれ、アルファベットを表しています。(何だったか忘れちゃったんですが・・・><) また、上の周りの部分には線が掘られていて日本庭園の砂をイメージしているらしいです。 ということで彼女は日本の書道にも関心があるそうで今回私たちの協会に声がかかったということです。 明日10月5日〜10日まで毎日11時〜18時30分まで開催されています。 7日金曜日はJapon-sur-Saôneと共同ということで、彼女は俳句を書かれるそうです。 私たちも金曜日参加するのでその様子もまた紹介したいと思います。 詳しい情報はこちらへ ↓↓↓ http://www.dan-bouchoux.com/   また同じ展覧会でワインの試飲もさせていただきました^^ こちらのワインはオーガニックなのが特徴で 化学物質や有毒なもの、除草剤などは一切使用せずに作られているワインだそうです。 産地はボジョレー地方です。 こちらのワインは日本の東京にあるワイン専門店にも売られているらしいです。 この方も日本と関わりを持たれていました! ホームページがあったので載せます。製造工程が見られるのでワインに興味がある方は是非見てみてくださいね!! http://andre.rampon.free.fr/   そして、季節を感じることがもう一つ^^ 展覧会の目の前で可愛い小さなカボチャたちが道にたくさん並んでいたんです! 大きなかぼちゃもありましたね!!^^ 聞くところによると今日のお昼に並べられていたそうで、”きっと今日だけ”とおっしゃっていたので見られた私はラッキー^o^ ずっと展覧会の中にあるチーズを狙っていたネコもこの場所が気に入ったそうです^^ フランスもネコは至るところにいますよ! … Continue reading

Posted in Bourgogne, japon-sur-saône | Tagged , , , , , | 2 Comments

Abbaye de Cîteaux(シトー修道院)

その後、私たちが向かったのはAbbaye de Cîteaux(シトー修道院)です。 大きな地図で見る シトーというのは、シトー会というカトリック教会に属する修道会です。この修道院は男子修道士のみがここで暮らしています。 今日では約35人の修道士が共同生活しているそうです。 私たちは20〜25人ほどのグループでガイドさんと一緒に見学しました。(約1時間15分) この修道院の全体図はこのようになっているのですが、フランス革命のときに壊されたりして、今は建物が少ししか残っていません。 敷地内には、教会、病院、また修道士になるための学校もありました。 修道士たちはここの敷地内から外出することは許されず、完全に隔離された世界で暮らします。もちろん結婚もしません。 自給自足、一生を神に捧げ、農作業などの生活をここで送ります。 会話も必要最低限しか許されない生活です。 下の大きな建物は修道士たちが毎日の生活で書き上げた本を収納している図書館です。 中は今では展示室になっているのですが、当時書いていた本を見ることができます。 本を読むために必要な光がたくさん入るよう、窓は大きく作られています。 本はもちろん手書きなので1冊書き終えるのにおよそ2年6ヶ月かかるそうです。 また、修道士の毎日の生活スタイルは下の写真のとおりです。 3:45     起床 4:00    夜中のお祈り、読書、 7:00    賛課、ミサ  9:30    お祈り、仕事 12:30  昼のお祈り 13:00  食事、読書 14:30  仕事 18:00  晩課、祈祷、食事、読書 20:05  夜のお祈り 20:30  … Continue reading

Posted in Bourgogne, Fromage | Tagged , , , | Leave a comment