Aigues Mortes(エグ・モルト)

カマルグの後、まず、向かった先はSaintes-Maries-de-la-Mer(サント=マリー=ド=ラ=メール)という街です。

[googlemaps http://maps.google.co.jp/maps?f=d&source=s_d&saddr=%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%B9%EF%BC%9D%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%97%EF%BC%9D%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%80%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%9C%8F%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%88%EF%BC%9D%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%EF%BC%9D%E3%83%89%EF%BC%9D%E3%83%A9%EF%BC%9D%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB&daddr=%E3%82%A8%E3%82%B0%E3%80%80%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%88%E3%80%80%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9&hl=ja&geocode=FTkLlwIdEpVDACl7Ff12l2G2EjEtZu895e4Jgw%3BFUTImAIdS_k_ACkFYS6Zt5C2EjFwSGsWIYgHBA&mra=ls&ttype=dep&date=11%2F07%2F04&time=19:45&noexp=0&noal=0&sort=time&sll=43.513701,4.286041&sspn=0.254458,0.611115&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&ie=UTF8&ll=43.513701,4.286041&spn=0.13563,0.23838&output=embed&w=425&h=350]

昼食にはこのお店で地中海料理を食べました!

中はこんなに可愛いんです♡みんなの食事風景です。

そう、私が注文したのは、プロヴァンスといえばこの料理というブイヤベースです!

さすが男の料理と言われるだけ本当に豪快でした!

中に入っているのは、カサゴやタラ、ムール貝などです。

カリカリにトーストされたパンと、ソースは以前紹介したアイオリです。

スープはもちろん!魚介の味がよく出ていて濃厚でとってもおいしかったです。

ずっと食べてみたかったので、大満足でした。

昼食後はすぐ近くの浜辺に行って、初めて地中海に足をつけてきました!

この日は暑かったので水が冷たくて気持ちよかったです!

そして次に向かった先は、Aigues Mortes(エグ・モルト)

モンペリエとサント=マリー=ドゥ=ラ=メールの間に位置するこのエグ・モルトは中世の面影を残していて、城郭都市として有名な街です。

かつての港町はこの城壁によって守られてきていたんですね。

長くて大きな城壁です。

正面の門を潜ると、メインストリートが続きカフェやレストラン、お土産屋さんが並んでいます。

この街の名所は、奥に見えるコンスタンス塔という昔に灯台として使われていたものです。

そして最後に、この街の名前についてですが

エグ・モルトとは「死んだ水」という意味なんです。

赤い海は中世の港跡で、このように、よどんだ水に囲まれていることからこの街はそう呼ばれるようになったのですね。

現在は塩田になっています。

名前の意味はよくありませんが、海が近くにあってとっても素敵な街でした。

それでは、また明日、

À demain !

Posted in 日記 | Tagged | 2 Comments

Camargue(カマルグ)

アルルの街から車で少し走ったところにCamargue(カマルグ)という場所があります。

[googlemaps http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B0%E5%85%AC%E5%9C%92&aq=&sll=43.453729,4.429636&sspn=0.031839,0.076389&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&ie=UTF8&hq=%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B0%E5%85%AC%E5%9C%92&ll=43.509819,4.521194&spn=0.258956,0.512238&output=embed&w=425&h=350]

カマルグは、2つに分かれたローヌ川と地中海に囲まれた三角州地帯に位置していて、こここにある複数の池はヨーロッパ自然のなかで最も美しい池だとされているそうです。

その広さは約14万haの湿地、草原、砂丘などから成り立っています。

そしてここに住む、動物相や植物相はカマルグ地方自然公園によって保護されています。

私たちはジープに乗って、カマルグのガルディアンに案内してもらいました。(もちろんNicolasの通訳付きで!^^)

こんな風に、カルディアンが2時間かけてゆっくり説明してくれます。

まず、ここに見える池ですが、ヨーロッパで1番大きい池と言われています。

深さは約2mで、池なので動物たちが飲めるんですね。

この池の塩濃度は5g/ℓで、これ以上の濃度になると動物たちは飲めなくなるそうです。

ちなみに海の濃度は35g/ℓぐらいだそうです。

一応、塩水ではあるということで、海と同じ魚が釣れるそうなんですが、少し小さいみたいです。それは、魚がこの池で卵を産んで、生まれた稚魚は大きくなると海へ戻ってしまうからだそうです。

そしてこのカマルグにはフラミンゴが住んでいます。ずっと同じ場所で住むフラミンゴとしては、アメリカのフロリダアフリカのケニアとこのカマルグだけだそうです。

ちょっと遠くからであんまり上手に撮れなかったのですが、いました!

ここには5〜6万匹のフラミンゴが住んでいて全て保護されています。

フラミンゴは1年に1つしか卵を産みません。でも、50才まで生きるそうなので長生きできるみたいです。赤ちゃんだけはカモメなどの鳥に食べられてしまうそうですが、それ以外の天敵はいないようです。

そして、フラミンゴってピンクだけど、生まれたときは真っ黒に生まれてくるそうです。

さて、なんで真っ黒の肌からピンクに変わるのでしょうかっっ?!^^

じつは!もちろん私も知らなかったのですが!

フラミンゴは紅エビを食べるため、2〜3才頃からからだがピンクに変わるみたいです。

それは紅エビがカロテンが含まれている目に見えない小さなワカメなどの藻類を食べていることからきているそうです。

またフラミンゴの下のくちばしには穴が2つ空いていて、ミミズなどの餌を採ったら、下の穴から水を出してミミズだけを食べられるという仕組みになっているそうなんですね!

そんな機能を備えていたなんて!!知らなかった!!って感じですね!笑

それから、カマルグの人たちにとって大切な大切な動物がいます。

それは!黒い「雄牛」です!

大きいです!!黒いです!吠え方もいつも見るうしさんとは全く違って、怖いです。

この雄牛は1年中外で暮らしていて闘牛として大切に守られて生きています。

ここにはカマルグの闘牛と、スペインの闘牛が暮らしているのですが

大きな違いは最後に牛を殺すか殺さないかということ。

このカマルグの闘牛は牛を殺しません。スペインの牛は殺しますが、カマルグの闘牛は何度も出番があるのです。

それはカマルグの人々にとって神様のような存在だからです。みんなは闘牛のために一緒に生きていて、結婚式や、出産の時など色々なイベントに闘牛が出てきます。(飾りとして使われたりする)

そのようにして、闘牛の魂はいつまでも残り、若者に受け継がれて行くようです。

また、カマルグでは1年間に100匹の牛が育ちますが、育てる目的はもちろん食べるためではありません。

3才以上が大人と言われていて、4才になると闘牛の才能があるかどうかのテストがあります。

そこで、気の強い悪い牛は闘牛としてレースに出ますが、それ以外の優しい牛は食用として食べます。気の強い悪い牛だけは子どもを作るために残します。なので殺しません。

闘牛として認められた牛は15〜16才まで現役として走らせて定年は約10年。25才ぐらいまで生きられるそうです。

また、カマルグの牛は3mも飛べるみたいです。どうやって飛ぶんだろうねって感じだけど^^

そして死んでしまったら、その見つかった場所に埋めるそうなのですが、スターとして生きていたため、お墓をきちんと作るそうです。そして、土の中でも走っているようにみせるために牛を立てて埋めます

さらに、このカマルグには白馬も暮らしています。

ここの馬は乗るための馬で、決して食べたりはしません。仕事の同僚として牛のために一緒に働きます。

そしてこの馬の特徴は生まれたときは黒いということ。

両親が白い馬でも子どもは黒く生まれてきます。そして4〜5才になると白く変わるんです。黒かったらまだ子どもという見分けができますね。

このような特徴のある馬がいるのはこのカマルグと、オーストラリアだけだそうです。

大きな足を持つのでどこへでも行くことができ、また病気にもかからない良い馬として育ちます。海のものも食べるそうでそれはこのカマルグの馬にしかできないそうです。

ただ欠点としては6〜7才までは性格が悪いそうで、全力で走らないし、ジャンプもしないそうです。人間で言う反抗期かな?^^  馬にもあるんだね笑

3人のカメラマンも荷台に上がって真剣に写真撮っておられました!なかなか決まってますね^^

それから、最後に!

このカマルグの一部ではフランスでも珍しい稲作地帯があるんです。

お米を作り始めたのは1942年でまだ最近の話で、レカールさんという人が自分の会社員に仕事を与えるために始めたのがきっかけだそうです。仕事を探しにドイツへ行かないように仕事を見つけたんですね。

ここでは丸いお米、長いお米、赤いお米、黒いお米などのいろんなお米を作っているそうです。

* * * * * * * * * * * *

そして、泊まっているホテルのレストランで夕食です!(ちょっと写真ぼけてるけど)

女子メンバーで撮ってもらいました☆(あいのりみたいだね笑)

レストランはこんな感じ☆おしゃれですね^^

Guyが撮ってくれました^^

そして!この日食べたのはTaureau(トロ)と呼ばれる、雄牛です。

そう、食べられる運命になった優しいうしさんです。ごめんね。

お料理はプロヴァンス風の野菜と黒オリーヴとポテトと一緒に。

赤くて、脂肪が少ないお肉なのにとっても柔らかくてすっごくおいしかったです!

付け合わせの野菜もおいしかった!

他のみなさんもこの旅行のなかで一番おいしかったとおっしゃっていたくらいみんな満足するお味でした^^

さて、すいぶん長くなってしまいましたがカマルグのお話、ここまで読んでくれてありがとうございます。

しかし、まだまだ続きますよ。。。?

では、À demain !☆

Posted in 日記 | Tagged | Leave a comment

Arles(アルル)といえば!

さて!アルルという街ですが、アルルはローマ時代の史跡が残る街で、紀元前1世紀頃からすでにローマ帝国の商業都市として栄えていました。

アルルにはフランス最大規模の円形闘技場があります。

造られたのは1〜2世紀頃と言われていて、イタリア以外に残るローマ闘技場のなかでは最大級の規模だそうです!2万人も入っちゃうそうです。

中世には要塞として使われていて場内には民家などが建てられていたそうですが、

19世紀に復元され、現在は世界遺産に登録されています。

わたしたちが行ったときも修復作業中でした。

そして、アルルの街は上から見るとこんな感じです!

意外と小さな街なんです。でも真ん中には大きな円形闘技場が見えますね^^

アルルの象徴的建物ですね!

そして!アルルといえばゴッホ

ゴッホは1888〜1889年にアルルに滞在していました。

夜のカフェテラス』は有名ですよね☆

同じように撮ってみたけどむずかし〜!永吉さんはキレイに撮られてましたが^^

そしたら、GuyとJoelleが先に行ってこのカフェを予約してくれてました!感動!!ありがとうございます!

記念に、店員さんに写真を撮ってもらいました〜^^

ただ後ろは違う店写っちゃってるけど笑

メニューもしっかりこの絵になってたよ!!!

で私が食べたのは「ゴッホのサラダ」という名前のサラダです。おいしかった^^量はやっぱり多いけど。笑

それからNicolasが連れていってくれたのは『アルルの跳ね橋』です。

この絵はゴッホがこの情景に故郷のオランダへの思いを重ねて描いたと言われています。

現在のものは復元されて別の場所に造られたそうなので、本当にこの場所で描いた!ってわけではないけど感動ですねっ!

それからあともう一つ!忘れてはいけないのが!

ドーテ作の戯曲『アルルの女

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=BAyJovBpABA]

平城吹奏楽部のみなさん!そう、スプコンのオケの曲です!

懐かしいね〜!ファランドール、メヌエット

これは25期が2回目のスプコンだったっけな?合ってますか?笑

鹿島先生がこの曲を選曲してくれたおかげでアルルの街にとっても親近感が湧きました!

先生ありがとうございます♬

もちろんアルルの街で、この曲聴きました!感動して一人でチキン肌になってた^^笑

それからスプコンのDVDもまた見たくなりました…^^

吹部のみんなも見たくなった? 見てください!笑

ではアルルの紹介はこの辺で^^

A bientôt!

Posted in 日記 | Leave a comment